皆様はじめまして
今年の春から新しくBUDDYの一員になりました!
どうぞよろしくお願い致します。
我が家には、中学生の娘がおります。
そんな娘が先日誕生日を迎えました。
──暖かな陽の光が差し込む小春日和。
彼女が生まれたまさにその日も、こんな日和だったなあ…
などと、しんみりしている母の気持ちなど知らず
当人は、友達からSNSを通じて送られるお祝いの方に夢中になっているのです。
寂しさを覚えつつ、誕生日(お家)ディナーの希望を尋ねました。
何が食べたい?
「えー、何でもいいよ。宅配ピザでいい」
ケーキはどんなのがいい?
「えー、何でもいいよ。どうせ食べきれないし小さいのでいいんじゃない?そんなことよりプレゼントはコレとコレが欲しいんだけど…両方いいよね」
子供の成長は嬉しいものですね!!
しっかりちゃっかり育ってくれて母は嬉しい!
そんなわけで、ピザと小さなケーキでささやかなお祝を済ませたところで、娘がふと言いました。
前はイラスト付きのケーキを用意してくれたよね、と。
でも、こんなのもう嫌でしょ?
「うれしいに決まってんじゃん…」
……なんということでしょう!
娘はツンデレだったのです!
何が食べたいのかなんて聞かなくてよかったんですね。
成長していく娘に、勝手にちょっぴり気を使っていたようです。
巣立ち準備の始まりであろう思春期の時期さえも、子育てには愛おしい発見がまだまだ用意されているんだと、楽しみになりました。
来年は好物の、チーズがたっぷり入ったハンバーグを作って、数字のバルーンで飾り付けて
直視できないほどカラフルなケーキを用意してあげる事にしました。
むすっとした顔で喜ぶ姿が目に浮かびます。
…でも
素直なのが一番だと、母は思うのです。


T.M








