春のやわらかな陽気に包まれ、新しいスタートの季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
先月、娘が保育園を卒園しました。
まだ1歳だったあの日、ちょうどコロナ禍の中での入園。
小さな手を引きながら「大丈夫かな」と不安でいっぱいだったことを、今でもはっきり覚えています。
この5年間を振り返ってみると、決して余裕のある毎日ではありませんでした。
仕事や家事に追われて疲れてしまい、ついきつく接してしまうこともありました。
娘の寝顔を見ながら「ごめんね」と何度も謝った夜も、一度や二度ではありません。
それでも、娘は毎日少しずつ成長していきました。気づけば、できることが増え、言葉が増え、表情もどんどん豊かになっていきました。そしていつの間にか、「育てているつもり」が
「一緒に育っていた」に変わっていたように思います。
卒園式の日、園長先生のお話の中でこんな言葉がありました。
「これから子どもたちは、自分で選択しながら道を決めていきます。どうか、その選んだ道を
信じてあげてください」
その言葉を聞いたとき、これまで「正しい道を選ばせなきゃ」とどこかで思っていた自分に
気づきました。
でも本当は、選ぶのは本人で、親はその背中をそっと支える存在でいいのかもしれません。
これから先、楽しいことだけでなく、悩んだり迷ったりすることもきっとあると思います。
それでも、自分で選んだ道を歩いていけるように、そして「大丈夫だよ」と信じて見守れるように、親としてもう一歩成長していきたいと思います。
卒園証書を受け取る娘の姿は、とても立派で、少し誇らしくて、そして少しだけ寂しくもありました。「ああ、この子はもう、自分の足で進んでいくんだな」と、改めて実感した瞬間でした。
日々忙しく過ごしていると気づきにくいですが、子どもの成長を見ていると、時間はしっかりと、確実に流れているんだなと実感します。あんなに小さかった頃の娘にはもう会えないと思うと、少し寂しさもあります。
だからこそ、何気ない毎日をもう少し大事にしていきたいなと思うようになりました。
これから新しい環境に進む娘に負けないように、自分自身も日々を大切にしながら頑張っていきたいと思います。
S.S









